消化器系の手術をすると、消化・排便活動に係わる臓器に手が加えられる為、術後まもなく排便異常が起こります。
大腸疾患の手術の場合では、一般的に右側結腸の手術を行った後下痢が続く場合があります。
対照的に手術が左側結腸・直腸・肛門に行われた場合には、腸管の血流障害から、便秘や便失禁などの排便障害があらわれる場合があります。
術後の便秘は大別すると、通過障害によるもの・治療が不十分なために起こるもの・腸運動の低下のために起こるものに分けられます。
治療が不十分に関しては医師の治療の継続に任せるしかありませんが、腸内の便の通過障害および腸の運動機能低下の場合は食事療法や生活習慣に気を配ることによってかなりの軽減が期待できます。
手術後はなかなか動き回ることが出来ず、運動不足がさらに便秘を促しがちですが、ベッドの上で便の進行を促す方法があります。
仰向けに横たわり、右足を左足の上にクロスさせると下半身が左方向に捩れ、この体勢が便の進行を促すのです。
消化器系の術後の不快感がある時は試してみるといいでしょう。
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