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婚約指輪の意味

古代西洋文化の中では、“婚約指輪”を贈る習慣が、
結婚指輪より先に生まれました。
当時の、婚約指輪は、“契約済み”や“売約済み”の印と、
考えられていたようです。

紀元後2世紀頃から、婚約指輪は、貴族の間で、
“権力”と“財産”を象徴するものとなりました。
“金”や、“ルビー”などの宝石を、あしらうようにもなりました。
中世に入って、宝石ブームが起こり、貴族の間では、
宝石の収集が、流行したと云います。
その中、婚約の際に、宝石を、婚約指輪に加工して、
女性に贈ったそうです。

やがて、“契約の証”として、ダイヤモンドへと移り変わったと云います。
婚約指輪の、固いダイヤモンドは、硬い絆と永遠の愛情を表しました。
また、無色透明のダイヤモンドは、純粋無垢な心を表したと云います。
ここに、ダイヤモンドが、婚約指輪の主流となった原点があります。
中世の結婚では、“家と家”との結びつきが重要だと考えられました。

婚約に際して、両家の間で交換される品物や金品が、
競い合われると云うものでした。
贈り物の内容によって、家の財力が判断されたと云います。
婚約指輪も、“精神性”より、“財産性”の方が、重要視されたようです。
“男の稼ぎ高”を、象徴するものと考えられていたのです。
現代でも、その名残が見られるようです。
婚約指輪は、“給料の何カ月分だ”などと云う発想に、見られます。

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